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学びが広がる瞬間

学びの秋。小学部3・4年生では片栗粉を題材として、粉のまま触れてその感触を楽しんだ後、水を加えて感触が変化していく様子を味わう学習に取り組みました。手全体や指先で「触れる」感触に主眼をおいてましたが、、、

水で溶いた片栗粉が流れる様子をトレイごしに見て、その様子がおもしろいことに気付き、自分でトレイを持って動かし始めました。「触る」だけでなく、「見る」楽しさに気付いたのです。その児童は満面の笑みでこの感覚を楽しんでいました。
子どもはときに、大人が思ってもみなかった行動をします。それは子ども自身が考え、気付き、主体的に物事に取り組んだ結果です。授業の中でのそういった場面は、学びがさらに広がった瞬間だと捉えています。こういった学びの広がりが、次の授業、その次の授業と展開していくようにしたいと思います。